中学生だったある日、
スカートの中に短パンだかスパッツだかを穿くか穿かないかで、
女子が何やら言い合いをしていた。
短パン穿く派(A子)
「すごく気が楽。スカート超ミニに出来るからかわいくなるし。
B子も結構スカート短いから穿けばいいのに。見られたい変態ならいいけどさー」
パンツのみ派(B子)
「見られても平気だからって、平気であぐらかいたりとかうんこ座りとかしちゃって、
A子行儀よくないじゃん、逆に女捨ててる感じ。かっこわるー」
普段は仲がいいから喧嘩とかじゃなくて、単なる雑談レベルの言い合いだと思うが、
たまたま近くに座ってた俺になぜか矛先が
「大体さー、男子が見たがるから悪いんじゃん、
男がスケベなせいで女子が余計な気いつかってバカみたい、あんたたち男が悪い」
はー。こんなくだらないことに巻き込まれてうんざり。
だがパンツが見れたら嬉しいのは確かなので、男としては、
パンツ派の味方をしたいのである。そこで、
「もういっそノーパンにすればいいじゃん」
A子「何それ!こいつ変態だ!」
「まあ聞け。短パン派とパンツ派のほかに、ノーパン派というのも実はいると思うんだ」
B子「いるわけないじゃん」
「まあ聞け。ノーパン派がいる、と無理やり仮定すればだな、
【ノーパン派】と【短パン派】の中間に位置するところの【パンツ派】は、
平均的で常識的なスタイルと言えるんじゃなかろうか!(数の理論は無視)
つまり、短パン穿いてる女はおかしいという結論!パンツ派ばんざい!B子よかったな!」
これで俺は晴れてパンツ派の味方となったわけだが、
なぜかどっちからもキモがられてちょっと困惑。というか開き直る。
「…まあ聞け。とにかく、ノーパン派の存在を確かめないと、この主張は成り立たない。
そこでまず手始めに、お前らのスカートの中を確n
A子「…変態」
B子「…変態」
「まあ聞け」
もう誰も聞いていなかった。っていうかいなかった。
だったら最初から俺に話を振るなムカつく。
いつかヤリチンになって、こいつらのパンツだけ脱がしてノーパンの後ろからぶちこんでやる!
と心に誓った。
しかしそれが現実になることはなかった。
なぜならパンツだけ脱がしてノーパンにしても結局、
スカートがシワになるとか汚れるとかいう理由で、スカートまで脱いでしまうからだ。
ナチュラルなノーパン派にはまだ出会っていない。
出典:no
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